令和7年度 書道部の活躍

第49回 全国高等学校総合文化祭かがわ大会

特別賞  海老原里帆さん

7月に香川県坂出市で開催された文化部のインターハイともいわれる全国高等学校総合文化祭の書道部門に本県代表として参加、出品した海老原里帆さんが特別賞を受賞いたしました。受賞作は光明皇后の楽毅論を横2.6尺、縦6尺の紙に臨書した大作です。この作品は12月に埼玉県で行われる優秀作品展でも展示される予定です。

 

第26回 高校生国際美術展

優秀賞 3年 海老原里帆さん    
秀作賞 3年 滝  知果さん    


世界芸術文化振興協会が主催するこの大会で本校書道部の2人が上位入賞を果たしました。部長の海老原里帆さんは奈良時代の光明皇后の楽毅論。滝 知果さんは日本三筆の一人、橘逸勢の作と伝わる伊都内親王願文をそれぞれ条幅三行に臨書。全国から集まった10,287点の中、上位32名に入る成績を収めました。

 

第49回 学芸書道全国展

硯心会会長賞 3年海老原里帆さん

東京都美術館で行われた学芸書道全国展(東京学芸大学主催)において、3年生の海老原里帆さんが硯心会会長賞を受賞いたしました。

2025.8.15~8.21 第4回SSH小笠原探究ツアー

8月15日(金)〜8月21日(木)6泊7日の日程で実施いたします。本年度の参加生徒は15名(中学3年生10名、高校1年生5名)です。

生徒は3回の事前学習会を通して設定した各自のテーマ探究を予定しています。

 

8月15日(金)

全員無事に集合、これから出発します。

8月16日(土)

予定通り11時に小笠原到着。大きな船酔いをする生徒もなく、おおかた元気です。宿でお弁当を食べたのち、午後から島内ツアーです。よく晴れてこちらも暑いです。

 

 

8月17日(日)

本日は小笠原村をざっと一周。島が眺望できる展望台、初めて島を発見した人が上陸した浜、日本軍が使用した戦跡などをガイドの方の解説を聞きながら回りました。夕食は島のレストランで。みんなおいしくペロリ。その後星空観察。ミルキーウエイや流れ星を観察することができました。今日は海での活動です。

 

 

8月18日(月)

小笠原探求ツアー3日目は海洋実習。色とりどりの珊瑚や魚をキャベツビーチでスノーケルで観察。外洋では野生のイルカを一緒に泳いで観察したり、南島ではカルデラ地形やカタツムリの変遷について学習。帰りの船の上では泳ぎ疲れてみんなヘトヘトです。

 

 

 

8月19日(火)

小笠原探求ツアーは4日目。この日は陸地でのフィールドワークでした。山の中は戦時中の日本兵の生活の跡が生々しく残り、生徒はガジュマルに木に登り、その木の元で生活した兵士の擬似体験をしました。違う山に入るときには靴の裏を消毒したり、絶滅危惧種の保護のために小笠原が取り組んでいるさまざまな取り組みとその効果、苦労について学びました。

 

 

 

 

8月20日(水)

小笠原探求ツアー昨日5日目。海洋センターにて、主にウミガメの生態や保全活動について学習。保全と漁業のバランスを上手くとっている小笠原の人々の努力を知ることが出来ました。午後はタコノハを使ってブレスレット作り。島の産物を活用してきた知恵を学びました。夕食には郷土料理に島寿司と希望者がカメ刺しを堪能しました。

 

 

 

8月21日(木)

小笠原探求ツアー島内最終日は、海洋センターへ。研究者の方のお話を聞いたり、施設内の水族館で固有種などの観察を行いました。昼食を挟んで、午後はビジターセンターにて小笠原の生き物、歴史、地理について総復習。午後3時半の出港では島の人々の温かなお見送りのもと、島を後にしました。みんな感謝と感動を胸に東京竹芝に向かいました。

 

 

7日間の全日程を終了し、竹芝客船ターミナルに到着することが出来ました。おかげさまで天候に恵まれ、体調不良者も出ることもなく有意義な研修となりました。