お知らせ

竜ヶ崎一高で過ごした高校生活は、勉強と部活の両立で忙しいながらも学校行事を全力で楽しみ、あっという間に感じた3年間でした。勉強は集中できる環境が整っていて、課題やテストに追われることも多々ありましたが、各教科の先生方が親身になってサポートしてくださり、志望大学に入学することができました。部活動はほぼ全員が初心者でスタートラインが同じ、他人とではなく自分との戦いというところに魅力を感じて射撃部に入部しました。そもそも射撃部がある高校は県内でも少なく、国体や全国大会の出場は貴重な経験で、射撃で培った集中力や忍耐力、気持ちの切り替えの早さは勉強や私生活にも活かされていたと思います。また、社会人になった今でも仕事や私生活の悩みを相談し合えるかけがえのない友人、近況を気にかけてくださる恩師にも恵まれ、横の繋がりは私の一生の宝物です。
昨年度は卒業生として文理選択を控えた1年生向けに仕事の話をさせて頂きました。生徒の興味の幅を広げて将来の選択肢を増やすきっかけを提供できるのは、縦の繋がりを大切にする伝統校の強みだと感じました。
最後に、先の見通しがつき辛い日が続きますが、こんな状況だからこそ『どんな高校生活を送りたいか』想像してみてください。素晴らしい出会いが待っている竜ヶ崎一高で、一生に一度しかない高校生活を有意義に送ってほしいと思います。